0から始めるクロスバイク

バイク乗りのためのクロスバイク講座、今日は「自転車の走行する場所」について考えてみたいと思います。

よくある間違いなのが、「自転車は歩道でも走っておけばいい」なぁんて考え方です。車onlyの人に多いかも知れません。
しかし、自転車は軽車両というジャンルに入っているので、道路交通法では原則自転車の歩道走行はやっちゃいけないことになっているんですネ。
例外として、歩道に自転車歩道通行可の標識等がある場合に走ってもいい、って訳です。

バイクであれば、原則も何もとにかく車道を走らなければいけません。
(エンジンを切って押して歩けば歩道も歩けますが...)
自転車はどっちも走る事が出来る分だけ、何だかどっちつかずな雰囲気になってしまっているのが、最初に挙げた誤解を生んでいるのでしょうネ。

自転車は歩道は走っちゃいけない、かといって車道は危なそう...どっちを走ればいいんだろう？
そう思っている人は多いんじゃないでしょうか。

ワタシの場合で言えば、出来るだけ車道を走行するようにしています。
理由は大きく下の三つです。
・車道の方が舗装の質がイイ
歩道の舗装って何か「おざなり」って印象を受けるのはワタシだけ？
道路工事をした後の埋め戻しも車道に比べて結構ガタガタしています。歩く分にはあまり問題ないですが、自転車を走らすとなるとガタガタ震えて乗り心地が悪いですよネ。
ある程度荒れた道を走ることが出来るクロスバイクと言えども、舗装がいい方がウレシイですw
・ちゃんと掃除されている
ある程度大きな道路ですと、夜な夜な道路清掃車が巡回しているようで、道路上は結構きれいになっていますよね。
この前私がパンクしたのは、歩道上のガラス破片をふんづけてしまった事が原因でした。
あの時車道上を走っていたなら、そんなゴミも落ちている可能性が少ない→パンクしなかったのではないかな、と思っています。
・側道に、または側道から出入りする車にアピールできる
これは結構大きいです。私の地域だけの問題かも知れませんが、車は結構歩道上の自転車を見てないんですよねぇ...
この前なんか側道から出てきた車が停止線を越えて、優先道路一歩手前で一時停止って事がありました。私はぶつかりそうになりつつもブレーキング！
思いかけずVブレーキの効き具合を体感しちゃいました。

もちろん車道走行にも場所によってはデメリットがありますから、その点をキチンと把握して自転車生活を続けたいものですネ。

あなたなら「車道」と「歩道」どっちを走りますか？